近所の中華料理屋さんで使っていそう? でも、どことなく「品」がある(と自分では思ってる)、古いマイセンのお皿。
ずいぶん前に、ミュンヘンの骨董屋さんで買ったお気に入りのお皿です。ベルリンの壁が崩壊してからまだ時間が経っていないころだったから、(マイセンは東ドイツ領内だったため)こうした掘り出し物(?)がリーズナブルな価格で、と現地の人に教わりました。
国立歌劇場の近所の、ぱっとしないけれど、誠実そうなおばさんがいたような記憶のあるお店。数年後にミュンヘンを再訪した際に、「もしかして、またマイセン」と思って訪ねたら、お店はなくなっていた、という残念な記憶もあります。
干支の中でも、なんだか一つだけ実在しないからか「よくわからない」存在だった龍ですが、龍は心の中に住んでいるという、感動的なお話をしてくださったブータンの王様によって、ぐっとその存在が身近になったという人は多いはず。
私も、今年はこのお皿をもっと使って、心の龍を大きく育てたい!
NF